2025/05/06 15:21
年齢的に、親の介護や葬儀の話題が増えてきましたね。
さっきも同級生がお店に来てくれて「昨年母が・・・」という話を聞きました。
で、思い出した話をひとつ。
わたしの父は7年前に他界しました。
一年間の入院生活。
「家に帰りたい」とよく言っていました。
なので次の日のお通夜まで、一晩家に連れて帰りました。
葬儀の打ち合わせだなんだで、「さあ、寝ようか」となったのは夜中過ぎ。
父はお座敷に。
母は介護ベッドがある別の部屋に。
わたしは布団を持って来て、父の隣の和室で寝ることにしました。
疲れてはいるものの、アドレナリンが出ているのか、なかなか寝付けません。
そんな時、「すーすー」と寝息が聞こえてきました。
けっこう近いところから聞こえるので最初は猫かと思いました。
寝息が大きい猫がいて、いつの間にか一緒に寝てたのかと。
起きて見たけど、猫はいない。
次は母かな?と思ったのですが、部屋はちょっと離れている。
もしかして、お父さん?
やっと家に帰れて、ぐっすり寝ているのかも・・・。
そんなことを思いながら、いつの間にか寝ていました。
葬儀の時、ヒーラーをしている東京の友人がわざわざ参列してくれました。
寝息のことを話したら、
「あるよね。うちのお父さんは入院している時、近所の人が「さっきすれ違ったよ」とか「銀行にいたよ」とか言ってたよ。ICUにいたのにね 笑」
って言ってました。
人の意識ってどうなってるのかな~。
お父さん、旅立つ前、ゆっくり眠れたならよかったね。
