2025/05/07 16:38

これはお店を移転する前のことなので、13~4年前の話。


東京へ仕入れに行っていました。
二泊三日の最終日。
展示会場のような所にいたのですが、仕入れた商品をピックアップしたら空港へ向かおうと、人混みの中を歩いていた時。

「ドン」と何かが乗ってきた感じがしました。

「えっ?」と思ったら一気に血の気が引いて気分が悪くなり、吐きそうに。

こりゃ何か憑いたな・・・と思いながら急いでトイレへ。
そしたら清掃中・・・。

当時よく言ってたんですよ、「憑いてる女はツイてない」。
つまりアンラッキーになるということです。

必死で他のフロアのトイレに行きましたよ。
ここは数人並んでいたので、必死で耐えました。

吐いたらちょっとスッキリしたので、商品をピックアップして、ちゃんと時間も確認して、最寄り駅に向かい、ホームで気がつきました。
飛行機に間に合わない・・・。
ぜんっぜん間に合わない!!

急いで駅を出てタクシーに乗って羽田へ。
超ギリギリで乗れました。

その夜は金縛りにあった、とかいうこともなく、次の日は仕事へ。

OKUには「こんな状態で帰るから」と連絡していて、「横にいると頭ぐらぐらするなー」とか言われながら仕事していた時。

中学生くらいの子供を連れた親子が来店。
お母さん曰く、「この子が霊感があるので、魔除けの石が欲しいんです」。

何度も言うんですよ、霊感がある、って。

そうですか、って話していたら、霧が晴れるようにスーーーっと軽くなっていったんですよね。

「移動したな」と思いました。

わたしみたいに憑いていてもあまり気付かない人より、わかってくれる人に憑いた方がいいですよね。

あれからあの親子は来店しません。

何か申し訳なかったな・・・という思いもありますが、決してわざとではない!!
それはわかっていただきたいと思います。

こんな経験はこの時だけ。
前も書きましたが、行者さんとご縁があった時期なのでそういうアンテナが立っていたんでしょうね。