2025/05/22 14:22

前にどっかでちょっと書きましたが、うちの母は洋裁師をしていました。
さすがに高齢になり引退。

家に設備を整えていたので、工業用のミシンやアイロン台など、「これ、どうする?」と思っていたのですが、これらは母のつてで引き取ってもらいました。

一件落着と思っていたのですが、ある日収納棚にたくさんある箱を開けたら、出て来たのは糸。
一口に「糸」と言ってもいろんな種類があるんですね。
しかも大量に。

子供の頃から「お母さんの跡を継がないの?」とよく言われていましたが、わたしは洋裁にはまったく向いてない。

さて、この大量の糸をどうしたものか・・・と思っていました。

そんなある日。
ご来店されたのは東京からのお客様。

小倉には「北九州芸術劇場」なるものがあります。
舞台の公演で来られた関係者の方がたまに寄ってくださることがあるのですが、来店されたのは舞台衣装を担当している方。
小倉に来ると来店してくださる方です。

もしかして・・・と思い、聞いてみたら、「ぜひ欲しい!」と言っていただいて。
大量にあることも、「運搬用のトラックがあるから大丈夫!」とのことで。

趣味で洋裁をするレベルではとても使い切れない量だったので、活かしていただけるところにもらわれて行ったのがとてもうれしかったです。

これ、昨年の話なのですが、今日アマゾンフォトでこの写真が上がってきて。
なんか懐かしくなって、書いてみました。