真偽のほどはわかりませんし、理由も知りませんが、こう言われたことがあります。

「占い師は生まれ変わったらカラスになる」。

わたしが高校生の時。

カラスを助けたことがあります。

チャリンコ通学で田んぼの横を通っていた時、バサバサッと大きな羽音がしました。

自転車を停めて見に行ったら、用水路の中にカラスが。

あぜ道に生えてる草が用水路に伸びていて、その草につかまっています。

見ていると、羽を広げて飛ぼうとするのですが、その用水路には等間隔にコンクリートの棒 (?) のようなものがあって、カラスの羽が引っかかって飛び立てないということがわかりました。

何度もチャレンジしていましたが、どうにも無理なので、カラスに話しかけました。

「助けてあげるから突っつかんでね」。

カラスの足をつかんで、エイッて放り上げると、稲刈りが終わった後の田んぼにキョトンとした感じでしばらくジッとしていましたが、無事に飛び立って行きました。

この時思ったのは、カラスはわたしが言ったことを理解していた、ということと、カラスってけっこう大きいな、ということ。

カラスって頭いいもんね。

この話をするとよく驚かれるのですが、OKUが言うんですよ。

「ないとうさんはカラスを助けたから占い師になった」って。

カラスの恩返し？

そして来世はカラス・・・？