2025/10/22 14:49

命の危機が迫った時、周りの動きがスローモーションのように見える、と言いますが、それは本当です。

わたしは見ました。

この仕事を始めて間もない頃。
車で都市高速を走っている時、ものすごい雨が降りました。
あまりに雨足が強いので、走行車線をかなりスピードを落として走っていた時。
追い越し車線から大型の四駆が走って来て、わたしを追い抜いた瞬間、スリップしたんです。

その車は中央分離帯のガードレールにぶつかった後、はじかれてスピンしながらわたしの前を横切って。
左側のガードレールにぶつかって、またはじかれてスピンしながら横切って。
わたしの前を一往復して、中央のガードレールにぶつかって止まりました。
車体の横っ腹がぶつかっていったので、止まった時は進行方向を向いて、きれいに止まっていましたよ。

ブレーキを踏みながらもすぐには止まれないわたしの車と、滑りながら横切っていく四駆。
よく当たらなかったなと思います。

この間、時間にしたら10秒弱くらいだと思うのですが、わたしにはその四駆の動きがスローモーションのように見えていました。
ということは、もしぶつかっていたら・・・。

ぶつからなかったのは本当に奇跡だと思います。
普段は交通量が多い都市高速ですが、たまたま後続車がなかったのも幸いでした。

110番通報してどうしたらいいか聞くと、「巻き込まれてないなら行ってください」と言われたので、その場を後にしました。

当時乗っていた車はまだエアバッグが付いてなかったので、あんな大きな車に体当たりされたら・・・と思うと本当に怖かったです。

この経験から、命の危機が迫った時はスローモーションのように見える、というのは本当です!
そして、雨の日の運転は気を付けましょう。