母の妹が実家に帰る途中、家に向かう路地で「仏壇とすれ違った！」と電話してきました。

実家へと入る道は道幅が狭く、車が入れないので手運びしていたところにたまたま出くわしたようで。

どういうことか確認したところ、当時実家に住んでいた弟の嫁が「引っ越すので仏壇を持ち出した」ということがわかりました。

このお嫁さんはお姑さんとも小姑たちとも折り合いが悪かったので、母は大激怒。

電話で「嫁が両親の仏壇を持ち出すなんて！！」と猛抗議したんです。

その様子をわたしは横で見ていたんですが、「もうすぐお母さんの頭から角が生えるかも・・・」と思ったくらいの怒り方でした。

この時、母は異常に体が重かったそうです。

後日、当時ご縁があった行者さんにこのことを話したら、「亡くなったお母さんが乗ってましたね」と言われました。

嫁姑問題もあったので、亡き祖母は、母を借りて文句を言ったんでしょうね。

叔母が仏壇とすれ違ったのも偶然じゃなかったのかも。

あんなに激怒した母を見たのはあの時だけです。

マジ、角が生えるかと思った・・・。